人生100年!問題はお金だけじゃない

ライフハック・マインドハック

ひと昔前、人の一生は80年が寿命と言われていた。しかし、近い将来ほとんどの人が100歳まで生きるとしたら、どうなるのだろう?そんな漠然とした考えが現実のものとなってきている。日本人の平均寿命は年々伸びている。ニュースで取り上げられる話題としては、年金の問題や社会保障といった財政面の問題である。終始雇用が当たり前ではなくなった。若者たちの生き方も変わりつつある。もっとも切実な問題なお金の問題であるのは間違いない。それ以外にもお金では換算できない人生について、仕事について、余暇についてを考える必要がある。

本の紹介

私たちの人生はこれまでになく長くなっている。人の人生が100年の時代が来ている。そんなときに何が変わりどのように変化するのか。そして100年生きるとしたら何を変えなければならないのかを論じた本である。長寿化により人生のあり方は根本から変わり、どのような未来が待っているかの予測が示されている。変化はすでに始まっている。その変化に向けて準備し、適切に対応しなくてはならない。本書はその手助けをするために書かれた本である。

この本のベネフィット

  • 社会の習慣や制度が前提としている長く生きることにより、どのように社会が変わっていくかが予想できる
  • 長寿化の恩恵を最大に生かすためにどのような選択をするべきかを考えるきっかけになる
  • 本書で示されている架空の3人のシナリオを見ることで、自分に起きるであろう変化や影響を想定することができる。

著者のプロフィール

リンダ・グラットン
Lynda Gratton

ロンドン・ビジネススクール教授。人材論、組織論の世界的権威。

リバプール大学にて心理学の博士号を取得。
ブリティッシュ・エアウェイズのチーフ・サイコロジスト、PAコンサルティンググループのダイレクターなどを経て現職。

経営学界のアカデミー賞と称され、2年に1度発表される世界で最も権威ある経営思想家ランキング「Thinkers50」で2003年以降、毎回ランキング入りを果たしている。
2013年のランキングでは、「イノベーションのジレンマ」のクリステンセン、「ブルー・オーシャン戦略」のチャン・キム&モボルニュ、「リバース・イノベーション」のゴビンダラジャン、競争戦略論の大家マイケル・ポーターらに次いで12位にランクインした。

組織のイノベーションを促進する「Hot Spots Movement」の創始者であり、日本企業4社を含む35を超える企業のエグゼクティブが参加する「働き方の未来コンソーシアム」 を率いる。

シンガポール政府のヒューマンキャピタル・アドバイザリーボードメンバー。

2017年、安倍政権「人生100年時代構想会議」のアドバイザーに就任。

日本で2013年ビジネス書大賞を受賞した『ワーク・シフト』、2016年に出版されたアンドリュー・スコット(ロンドンビジネススクール経済学部教授)との共著『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』、ほか『未来企業』など一連の著作は20カ国語以上に翻訳されている。

アンドリュー・スコット
Andrew Scott

オックスフォード大学トリニティ・カレッジにて文学士号(1987)、ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにて理学修士号(1990)、オックスフォード大学オール・ソウルズ・カレッジにて博士号を取得(1994)後、ハーバード大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、オックスフォード大学で教鞭を執る。

ロンドンビジネススクールでは、マクロ環境要因がグローバル競争環境に与える影響を中心にマクロ経済を教え、教育優秀授業賞を複数回受賞している。

研究分野ではビジネスサイクル、金融・財政政策、長寿化を専門とする。

国際的な学術誌で幅広く論文を発表している他、デイビッド・マイルズ、フランシス・ブリードンとマクロ経済の教本を共著し、4か国語に翻訳されている。

また、2016年10月にはリンダ・グラットンとの共著「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」が出版されている。

この本の読みどころポイント(抜粋)

  1. 日本の弱みは、起業力と機会を認知するスキルが低いことだ。人々は機会をポジティブに捉えることが少なく、リスクも避けがちだ。起業家の知人がいる人は少なく、起業家の道を行くことは好ましいキャリアとは思われていない。
  2. 長寿化の議論では、所得や貯蓄の問題ばかりが注目を浴びているが、真の試練は、長い人生を支えるのに必要な無形の資産をどのようにマネジメントするかという点なのだ。
  3. 100年以上にあたって生産的に生きる人生を設計するうえでは、計画と実験が重要になる。昔のように特定のローモデルに従っていればいい時代ではなくなり、ありうる自己像の選択肢が大きく広がる時代には、実験を通じて、なにが自分にとってうまくいくのか、自分がなにを楽しく感じ、なにに価値を見いだすのか、なにが自分という人間と共鳴するのかを知る必要があるからだ。

学んだこと、気づいたこと、実践したこと

この本から仕事と娯楽、キャリアと家族、お金と健康について多くの選択肢を手にすることの重要性がわかった。

人生100年。人生は長い。しかし未来を想像できない。この本はそんな私の気持ちを代弁するかのように、架空の3人のモデルを登場させ、新しい人生のシナリオを書いてくれている。あたかも自分の人生がそこにあるかのように。その人生を選択次第で未来が変わることが実感できる。

寿命が延びていることは確実である。私の身近な人も長生きしている。私のおばあちゃんが御年96歳。少しボケが入っているもののまだまだ元気でいる。私が92歳になることはどのようになっているのだろうか。就職、結婚、子育てと今のところ他の人と同じように人生の選択をし、子供2人をもつ父親になっている。このまま子供が成人になるまで働き、定年65歳になったら仕事を辞めて引退。しかし100歳まで生きるとしたらまだ35年もある。何をしたらよいのだろうか?何もしないなんて考えられない。

この本を読み、未来についてどのように変化していくかが予測されていた。長寿化を楽しむためにさまざまなアドバイスがあった。その中で今、私も実践していることがある。それが健康づくりだ。まだまだ身体も元気で体力もある方である42歳。今からできることで、すぐに実行できることはジョギングでした。いつまでも健康であればなんでもできそうだからだ。

それと、余暇の使い方について改善しなければならないと気づかされた。休みの日になると朝遅くまで寝て、ゲームして買い物して外食では、将来のなんの準備もしていないことが分かったからだ。第2、第3の人生があるのならば、そのために今から準備して本当に好きな事や続けたい事をするべきだと考えたからだ。そのために余暇を使おう。

でもほんとうに好きなものって何?まだ見つけられていないのかな。

でもこうして好きな本を読んで、少なからず自分の人生に影響を与えてもらい、ブログで誰かに伝えることができる。そしてこの記事が誰かの役に立っているのなら、そんな嬉しいことはない。

人生というのは、好きな事、熱中できることを見つける旅なのかもしれない。スポーツでも音楽でも研究でもいい。何かひとつ、どんな困難にぶつかっても、いくつになっても、やり続けるぐらい好きなこと。それと出合えた人は、幸せだと思いませんか。

だから好きな事に出会えてやっている人は憧れ。

ひとこと

長寿化では仕事引退後の人生を楽しむという考えではなく、ひとりひとりの選択肢を持っておくことが重要

本の紹介

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 

著者:リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット

発行所:東洋経済新報社

発行日:2016年11月3日第1刷発行/2016年11月29日第3刷発行

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